JA1PTO 2012年10月 |
久しぶりの海外 14日間、ヨーロッパ、アメリカ7ヵ国の旅 1日目。最初の目的地はベルリンですが成田からの直行便がなく、フランクフルト経由。しかも乗り換えなのでベルリン着は午後7時半。荷物や通関を済ませてホテルに着いたのは夜9時過ぎ。 ホテル到着が遅かったので近くのローエンブローのビアホールでビールとソーセージで夕食。写真付きのメニューを見て美味しそうなミートボールの入ったスープを注文しましたが、実は私の苦手なレバーの巨大なボール。 2日目はベルリンで仕事、その後はジュネーブへ移動。昨晩到着したベルリン空港は慌しくて分からなかったのですが、昼間見るベルリン空港はあまり広くなく、ローカル空港という趣き。 6時半過ぎのフライトということでジュネーブのホテル到着はまたまた夜の9時過ぎ。夕食は機内で出たサンドイッチだけで良しとしました。 |
ベルリンのホテル、街中このような銀行みたいなビルばかり。また街中には信号が少ない。 | こんな銅像の立っているオフィスを訪問 |
3日目の早朝ジュネーブを散歩したところ摂氏6度ほど。今回のヨーロッパで最低気温。 時差ぼけで朝4時くらいに目覚めてしまいます。この時間を使って訪問メモやメールの確認など。7時半頃にようやく明るくなるので朝食の時間8時までちょっとだけ散歩。 午前中会社訪問、その後3時半過ぎのTGVでジュネーブからパリまで移動。パリ東駅到着は午後7時。自転車用のGPSを持っていったのですが、最高速度は300Kmでした。と言っても寝ている時間が多かったのでもっと高速で走っていたかもしれません |
冬のヨーロッパは朝が遅く、なかなか明るくならない。寒そうなレマン湖。 | レマン湖からの山景色。 |
4日目はパリで2ヶ所を訪問。写真を見ると観光をしているように見えますが訪問先から地下鉄の駅に戻る途中で撮ったものです。フランスではあいにくかなり強い雨に降られました。 パリには二泊しましたが相変わらず観光はゼロのスケジュール。夜ホテルのレストランでビールを飲むのが唯一の息抜き。 |
雨がかなり強くなって来た。見えるのはグランパレ。 | アンヴァリッド広場方面 |
パリの街中で見かけたGPアンテナ。古い建物にも似合います | パリのレストランでビールと夕食 |
5日目の移動は記録的。パリを8時半くらいのTGV(本当はTGVでなくThalysというらしい)で2-3時間、途中でローカル線に乗り換えてオランダのアイントホーヘンへ。大手電機メーカーの城下町。昼に到着し午後訪問。 次は夕 方5時の電車で、これも途中乗り換えて、ベルギーブラッセルに7時半過ぎ到着。ホテルは駅からすぐのところで8時チェックイン。Thalysも時速300Kを超えまし た。持参した自転車用GPSで時速300Kを超したところを写真に撮りました。・・・・・がうかつにも電車の中に置き忘れてきてしまいました。残念!!! アイントホーヘンの駅前の駐輪場には大量の自転車が置いてありました。アイントホーヘン駅に関わらずオランダの駅には自転車が多く駐輪してあります。平らな国土なので自転車の利用が多い。 |
ジュネーブから到着したのはパリ東駅ですが、オランダへ行く時はパリ北駅から | 列車にはWiFiが。費用は乗車券に含まれている。パスワードも切符に印刷されていた。 |
時速300Kを記録したGPS。この後列車に置き忘れ | アイントホーヘン駅の駐輪場 |
6
日目はブラッセルでEU本部などのある官庁街の真ん中にある2ヶ所訪問。ブラッセルには2002年
に立ち寄ったことがありますがグランパラス付近ではレストランの客引きや物乞いが増えていて興醒め。ブラッセル名物のムール貝もさほどうまく無い。 翌7 日目は今回初めての土曜日、夕方ロンドンに飛ぶ予定。ということで昼間は少しだけ観光。EU議会などのある官庁街を歩いたところの先にある戦争博物館とク ラッシックカー博物館を見学。クラッシックカー博物館では日本車はトヨタセリカともう一台これもトヨタMR2の2台だけ。自動車生産ではアメリカに次ぐ第 二位でありながら、やっぱり自動車のステイタスでは後進国か。それでもこれらの車を見つけた時は少し誇らしい感想が。そういえば、ブラッセルにはトヨタの 欧州本社があるんですね。 |
ムール貝とベルギービール | SuperdryStoreの上に「極度乾燥(しなさい)」との日本語の文字が |
クラッシックカー博物館に展示してある2台のトヨタ車の内の1台。 | お約束のグランパラス |
さ
て土曜の夕方フライトでロンドンへ。ロンドンには7時頃到着。ホテルはヒースロー空港から空港エキスプレスの到着駅パディントン駅から4駅目のランカス
ターゲート駅近くのBest
Western。地下鉄の窓口で切符を買おうとすると乗車拒否・・・。近いから歩け、と。地下鉄だと遠回り、歩くと三角形の短辺。 それなりに遠いのですが殆どの人は歩くようです。地下鉄乗車拒否は初めてですが、親切な(?)アドバイスだったようです。 8 日目の日曜。一日フリー。まずはホテル近くのハイドパークを散歩。公園内には色々な水鳥、リスなどが。ジョギングをする人や犬を連れて散歩をしている人も大勢いまし た。犬の糞専用のゴミ捨てボックスもあります。 次はウインブルドン駅へ。到着してウインブルドンテニスクラブを目指すのですが案内板など全く無い。わずかに駅に あった地図に、矢印で方向を示している程度。途中迷いながら約30分ほどでようやく到着。ところがセンターコートどころかテニスコートは殆ど見学出来な い。ということ。併設のテニスミュージアムを見学し、お土産にWinbledonロゴ入りのキャップを購入。帰りに最寄駅を聞いたらウインブルドン駅から2つ手前のサ ウスフィールド駅、とのこと。 その後は特に計画無し、突然ビートルズのアビーロードスタジオに行きたい、と思ったのですがどこにあるのかあてがな い。地下鉄の地図を見ていたらなんとAbbeyRoadという駅を見つけて行ったのです全く違う所。今度はAbbey Road駅からの帰りにグリニッチ駅を見つけ駅までは行ったのですが既に雨が強くなり天文台見学は次回の楽しみとあきらめてホテルに帰りました。当日は一日中軽い雨模様、疲れた一日でした。 |
パディントン駅からランカスターゲート駅。地下鉄に乗ると左下のNotting Hill Gate駅乗り換えで遠回り。 | ハイドパークの白鳥。羽の形がいいですね。 |
犬の糞専用ボックス | ビートルズとは無関係のAbby Road駅 |
9日目は2ヶ所訪問。ロンドンでは結局2日ともホテルからさほど遠くない2軒のイタリアンレストランで夕食でした。 10日目はロンドンからワシントンDCへの移動。朝10時半発、ワシントンには13時半過ぎ到着。航空会社はU社、お酒は全て有料、あー、せちがらい。 ホテルはワシントンDCの中心部からさほど遠くない場所、ということでホテルに到着してから少し観光。 翌11日目、一箇所訪問し、午後は観光の続き。航空博物館、歴史博物館などスミソニアンを何箇所か周りました。今回初めてアジア系の夕食、チャイナタウン駅でおりて中華料理。 ワシントンDCではEcohLink経由で2局ほどJAと交信しました。前回はローカル局とU/VトランシーバでQSO出来たのですが今回は慌しくて運用出来ませんでした。残念。 ところでワシントンDCの地下鉄車両は長いですね。日本の地下鉄の倍くらいはありそう。 |
NARA米国国立公文書記録管理局。残念ながら内部は撮影禁止。独立宣言書などが保管されている。 | いわずと知れたホワイトハウス。 |
米国国会議事堂 | ワシントンモニュメント。地震で内部を破損し現在修復中。 |
スミソニアン航空博物館のアメリア・イアハートのお洒落な真っ赤な飛行機。 | 自然史博物館 |
12日目は午前中に一箇所訪問し午
後5時過ぎのフライトでミネアポリスへ移動。 国内線だから、と油断したのですが、セキュリティが非常に厳しい、さらに搭乗者の段取りが悪い。余裕を持って行ったつもりがかなりぎりぎりとなりました。皆さん自分の番になるとゆっくりするんですよね。もっとてきぱきやって欲しい。セキュリティを通るのに1時間かか りました。ここでは全身スキャナー初体験。 ミネアポリス着は午後7時頃。ホテルというよりモーテル風、ということでレストランは無い、駐車場の向かいにあるイタリアンでスパゲッティとビール。外は摂氏3度ということで今回一番の寒さ。 13 日目は午前中一箇所訪問し、午後3時前のフライトでロスへ。途中フェニックスで乗り換えてロスには6時半着。 ロスで一泊して翌日昼のフライトで帰国。実 は帰国便、日本の高校生の修学旅行も乗り合わせ満席。センター席だったのですが子供連れのお母さんが子供と離れ離れの通路側、すかさず親切に席を換わっ て差し上げました。感謝されたのですが、こちらも超ラッキー。 ということで合計14日間、7ヵ国の超慌しい旅。 今回も帰国して家でスーツケースを開けると「荷物を開けて調べました」というカードが入っていました。前回に続いて二度連続で開けられました。 |
あなたの荷物を開けましたよ、というカード |
今回の海外、弾丸日程でもあり色々な失敗もありました。 その1 出発の朝、初めて京成スカイライナーに乗りました。ところが乗車予定の日暮里駅の2-3駅手前で線路の検査のために停止中。焦りましたね。結局は10分程度だけの停車だったので事なきをえましたが。 その2 さ てベルリン駅へ到着、クレジットカードでキャッシングをしようとしたが何回トライしてもこのクレジットカードではキャッシングは出来ない・・・。初めての 経験。今回のカードは比較的最近作ったもの。クレジットカード会社に電話したところ申請時にキャッシング対応していなかった。これから海外へお出かけの方 はお気をつけて。 その3 世界一周のGPSログデータを取りたいと思い自転車用のGPSを持参。ところが電車で移動している間に電車の中に置き忘れてしまいました。お粗末。 その4 オ ランダアイントホーヘン駅のコインロッカー、実際はクレジットカードロッカーですが、荷物を入れてドアを閉めた後何も起こらない。本来は受け取りのレシートが出 てくるはず。焦りました。扉が開かず荷物を取出せない。なんとか駅員を探し出し荷物を取り戻すことが出来ました。曰く荷物を入れすぎると開かなくなる。 でもそんなにパンパンに入れたわけでは無い。心配だったので重いスーツケースを引きずって会社訪問。 その5 これはトラブルという ほどのことではないのですが、ワシントンDCの地下鉄のこと。目的駅までの金額を調べて切符を購入したのですが目的駅で出られない。1ドル余計に払わない といけないとのこと。不思議でした。ワシントンDCでは紙の一回毎の切符は減らそう、ということのようです。エコの意味もあるのかも知れません。 |
紙の切符は片道1ドル追加せよ、との張り紙。 |